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Title: 『癌と鍼灸』−癌の一次・二次予防(未病治)、治療、緩和ケアなどに対して鍼灸治療の適応と限界−
Other Titles: "Cancer and Acupuncture & Moxibustion"−The Effective Indications and the Limitations ofAcupuncture Treatments as Primary and SecondaryPreventions (Treating Patient before Disease Arises),Treatments, Palliative Cares of Cancer−
Authors: 小川卓良
金井正博
永田勝太郎
福田文彦
真柄俊一
山口智
大串重吉
齋藤晴香
鈴木昌子
OGAWA Takayoshi
KANAI Masahiro
NAGATA Katsutaro
FUKUDA Fumihiko
MAGARA Shunichi
YAMAGUCHI Satoru
OGUSHI Jukichi
SAITO Haruka
Keywords: 癌と鍼灸
緩和ケア
安保理論
G/L比
健康創成論
精神神経免疫学
Issue Date: 2004
Abstract: 近年、癌治療における西洋医学の発展は喧伝されるが、癌死は増加の一途で成果は実際にはあまり現れてない。鍼灸においては癌は不適応とされてきたが、緩和ケアやQOLの改善などに有効、そして癌の消滅症例も報告されるようになってきた。このため本テーマについて検討することが求められシンポジウムが企画された。指定発言者からは、癌の治療に一喜一憂し、とまどう鍼灸師の心うちや、ともに肺癌で亡くなったご両親の治療体験報告、西洋医学で不治か治療拒否した患者を鍼灸治療で回復させた症例報告などがあった。病院内で鍼灸治療を行うシンポジストの報告では、終末期癌患者に対し現代医学的治療と併用しての鍼灸治療の有効性やその適応についての報告、有効率と治療期間・回数との相関や、進行度や罹病期間と有効性には相関が無く、末期でも鍼治療を施行する環境が整っていれば十分効果が期待できるとの報告があった。また、鍼治療が自律神経機能に及ぼす影響として、副交感神経機能の亢進が若干あることも報告された。安保理論に基づいた鍼治療を実践しているシンポジストは、安保氏の主張より劣るがQOL の改善、延命に有効であること、特に末期スキルス胃癌患者が長期延命している実態と、癌三大療法のうち、放射線治療が一番患者の抵抗力をそぐ治療であることを報告した。健康創成論を唱えるシンポジストは、鍼治療により疼痛緩和や生体の修復力の増強が有意に高いことなどから、鍼が癌に対して直接的効果を有している可能性があることを実証した。病因追求論の限界と健康創生論の重要性を述べ、鍼灸治療のみならず補剤を用いるとともに、患者の心のあり方へのアプローチの必要性を述べた。本シンポジウムでは、鍼灸治療の緩和ケアの有効性が示唆され、現時点では確実なエビデンスはないものの、癌に対する治療の一環としての鍼灸治療の有効性が示唆されたといえよう。今後、癌に対する鍼灸治療の本格的な研究が望まれたシンポジウムであった。
URI: http://hdl.handle.net/10592/17605
Shimei: 全日本鍼灸学会誌
Volume: 54
Issue: 5
Start page: 672
End page: 685
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