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Title: 慢性疲労に対する鍼治療の臨床的有効性の検討
Authors: 山崎翼
福田文彦
石崎直人
今西二郎
矢野忠
Keywords: 労働衛生
*鍼療法
*疲労(治療)
治療成績
ランダム化比較試験
*未病(治療)
ヒト
成人(19?44)
中年(45?64)
Issue Date: 2010
Abstract: 目的:近年、医学的異常を認めないにもかかわらず、慢性疲労を自覚する健常(労働)者が増加している。この「医学的異常を認めない慢性疲労」は様々な疾病発症のリスクになることから、その軽減は予防医学の視点から重要である。筆者らは「医学的異常を認めない慢性疲労」を「未病」ととらえ、この慢性疲労に対して、非盲検並行群間比較試験を用いて鍼治療の有効性を検討した。対象と方法:対象は慢性疲労を自覚するも関連する医学的異常を認めない19名とし、鍼治療群9名と対照群10名にランダム割付した。介入期間は8週間とし、鍼治療群は面接と鍼治療を週2回、対照群は面接のみを週1回行った。評価は介入期間の前後とし、主観的評価として身体的疲労VAS、精神的疲労VAS、GHQ-12、疲労蓄積度自己診断チェックリスト、客観的評価として血液生化学検査、睡眠効率、8-OHdG・PAOの測定を行った。統計処理は対応のないt検定などを行った。成績:両群の背景因子には有意差を認めなかった。なお、対照群において1名が脱落となった。主観的評価では、全項目において対照群と比較して鍼治療群で有意な軽減を認めた。客観的評価では、介入時より正常範囲内であったため、介入前後および両群間で有意な差を認めなかった。考察:本研究の対象は、疲労を自覚するも関連する医学的異常を認めない者とした。そのため客観的評価(介入前より正常範囲内)では有意な変化を認めなかったが、主観的評価では全項目で有意な改善を認めた。鍼治療は身体的愁訴の改善を介して身体的疲労を軽減させるとともに、リラクセーション効果を介して精神的疲労も軽減させ、慢性疲労を軽減させることが示唆された。また、主観的健康感が疾病発症率などに影響を与えることが報告されていることから、鍼治療による慢性疲労の軽減は主観的健康感の向上につながり、その効果は「治未病」として予防医学的有効性を示唆するものであった。(著者抄録)
Description: 原著論文/ランダム化比較試験/日本語
URI: http://hdl.handle.net/10592/22515
Shimei: 日本未病システム学会雑誌(1347-5541)
Volume: 15
Issue: 2
Start page: 186
End page: 196
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